僕にしては珍しく連日UPのブログですね。
僕は、マイ・ペースですが、惰性でブログを書いている訳では無いんです。
「今日は何々を食べました。とても美味しかったですね。良い1日を!」
なんて、小学生の作文の様なブログを書く気も起こらないし、SEO対策で自分のブログを上位にあげる為に、
自分の日常のどうでもいい事を毎日延々と書く様な事にも興味が無いし、そんな事はFacebookやmixi等のSNSでやれば
十分でしょうし、僕は、基本的にそんな不毛な事は滅多にブログでは書きません(笑)。
今日のブログは、いつもより、アカデミック且つ辛口なブログになるかもしれませんが、
どうぞ、お付き合いの程を。
明日は、2011月3月11日のあの日から、丸5年が経ちますね。
皆様、如何、お過ごしでしょうか?
僕の場合、何を書くかは、眠りから目覚めると、大体は、決まるんで、パパッとスケッチをしたり、
着想に時間はかからないんです。
その着想をどう、読み手に、解る様に、構成し、且つ、自分の言いたい事を云う事に苦心しますが、
実は、案外と時間のかかる作業なんです。少なくとも半日はアッと云う間にかかってしまいます。
写真・図解を入れたりして、だれ無い様に、読ませるには「構成力」に特に、気を使いまいす。
まぁ、自分がデザインをやっていた「名残」とも言えますが。
言い方は悪いですが、その辺の、芸能人や主婦が、小学生の作文の様なブログを書くのとは、
訳が違うんです。ちょっとした、情報収集&咀嚼能力・構成力・表現力が無いと出来ません。
3.11との絡みで、あらゆる事、感じた事をまとめるのは、非常に厄介ですが、珍しく、
ブログに書きたいと思い、綴ってみたいと思います。
【プロパガンダと情報操作】
僕は、美術大学出身で、絵をへろへろと描いたり、なんとなくデザインの課題をこなしていたと云うイメージが、
漠然とあるかもしれませんが、それは、最後に作品表現する部分の表現の1部で、
課題以外に「情報論」「メディア・スタディー」「広告・宣伝の仕組み」「プロパガンダやマインド・コントロールの仕組み」
みたいな事を、実は「専攻」にしていたと言っても過言では無かったんです。
だから、皆さんの様に、漠然とTVを観たり、映画を観たり、週刊誌を読んだりと云う
「娯楽」としての「消費」はあんまり楽しめていないかもしれません。
「娯楽」として楽しめてい無い分「情報操作の裏側」が、すぐに見えてしまう訳です。
まぁ、全部がそういう訳では無いんですが、かなりのパーセンテージで「情報操作されている」と感じます。
TVは「ニュースや報道」も「ドラマ」も「情報バラエティー番組」も「CM」も、全て「裏側」が見えてしまうんです。
しかも、日本のマスコミの「表現力」は、最近、富に「安っぽい」と云うか「ボキャブラリー」に乏しく、
「表現力」も「SFXやデジテル技術」に頼り過ぎで、非常に薄っぺらく、
安っぽく、僕には観えてしまいます。正直、人材の不足を感じますね。
まぁ、僕の1つ上の学年の多摩美グフィックデザインの人がオリムピックのシンボル・マークで突っ込まれている
レヴェルですから(苦笑)
だからか、実は、為に成り、且つ、無害な番組は「真夜中」にしかやっていないんです(笑)。
【3S政策】
「3S政策って何??」と思われる方が殆どでしょう。まぁ、こんな事知らなくても、無理もありません(笑)。
学校では、故意に、絶対に教えませんから(笑)。
《3S》とは、
●Sports:スポーツ
●Screen:スクリーン
●Sex:セックス
の3つの要素を「情報」に盛り込み、「プロパガンダ」「大衆への情報操作」をする手法です。
CMにも、ファッションにも、映画にも、音楽にも、そして、勿論TVプログラムにも、最近では、ゲーム・アニメーション、
ネットの情報にでさえこれは、必ずと言っていい程、入っていますし、マインド・コントロールの手法としては、
最も手取り速いからです。
「Sports:スポーツ」が、最近は、最も、頻繁に利用されているのが、目に付きますね。
「2020年の東京オリムピック」に向けて、色々と問題が噴出し難航している様ですが、
僕から、言わせて貰えば、あんなものは「政治的なプロパンガンダ」の「アイテム」以上でも以下でも無く
「大衆を操る」のには格好の手段だからにしか過ぎません。
現に、第二次大戦の折、ナチス・ドイツは「ベルリン・オリムピック」を同様に使い
「大衆操作」をしました。そして、大衆が「扇動」されていった歴史がありました。
たかが、70有余年前のお話です。
「Screen:スクリーン」も、ハリウッドを中心に非常に、効果的に使われています。
ロード・ショウ的な映画であろうと、「24」のシーズンものの様な海外のTV番組ものにしろ、
物凄く、周到に出来ているのを、たまに観ると、僕でさえよく解ります。
1回みたら「病み付きになる」様に出来ているのが、よく解るんです。
「次回も又、見たいわ!!」と必ず思わされる様に出来ているんです。
「Sex:セックス」は、女性や若い層(ターゲット)が中心ですね。
私見を言わせて貰えば、男性や50歳以上の男性には、もう、かつて程、あんまり効かない(苦笑)。
若い層でも「草食系男子」みたいなのが増えているのと、音楽産業の低迷、等で、イマイチ効果が上がっていませんね。
AVもタダでサイトで観れるので、最近ではお金にもなら無い(笑)。
ノーマルでは仕方が無いのか「ジェンダー・フリー」や「同性愛」みたいな、かつてはマイナー感の強かったものまで、
標的にされていると感じる程です。
まぁ、マツコ・デラックスさんが、ゴールデン・タイムに出演される時代ですから。
★僕、個人としては「2020年の東京オリムピック」の開催に対しては、反対です!!!
(理由は以下です)
●「東京オリムピック」を開催する金(皆さんの税金です)に余裕があるなら、福島の対策に廻すべきである。
● 1964年の「東京オリムピック」の開催は「戦後の復興」と云う理由があったが、今回のは「理由」が不明瞭である。
●「東京オリムピック」を開催するよりも、過疎化した地域でやれば「村おこし」「産業の拡大」になる筈である。
●「東京オリムピック」は、白紙撤回され、多様な問題(エンブレム盗用問題、競技場建設問題、賄賂政治問題、等々)が大過ぎる。
●「東京オリムピック」の開催により、外国人や移民の「流入」等により、副次的に、多様な問題が出てくると思われる。
●「東京オリムピック」により、私の「故郷」である「東京」の風景が壊されていくのが、個人的には、不愉快である。
【AIDMAの法則】
「アイドマ」って発音します。
これも「大衆操作」の方法の1つで「販売促進」によく使われています。
A=Attention→注意を惹く。喚起を促す。
I=Interest→興味・関心を持たせる。
D=Desire→欲しいと欲望を起こさせる。
M=Memory→潜在意識の領域にそれまでの過程を記憶させる。
A=Action→実際に行動を起こさせる。
これも、宣伝・広告の手法で、TVのCMやなんかを上手く使って、商品の購買行動を促す方法。
つまり「消費に熱心な消費者」を沢山生み出す手法ですね。
【神話のアーキタイプとヒーローの旅】
「神話を知らない民族は不憫である!!」と云う言葉をキャロル・S・ピアソンと云う人が言っています。
深層心理学の巨人であるカール・グスタフ・ユング博士が定義した「アーキタイプ:元型論」と云うものは、
彼自身や彼の患者の「夢の中」で見たり感じたものを元に、地球規模での多様な先住民族・部族をフィールド・ワーク
したりした結果、「時空を超えて普遍的に通底した”神話のアーキタイプ:元型”」と云うものがあると云う事に、
気がついて、導き出された面が強くある理論である。
又、この「神話のアーキタイプ」は、中国では「十牛図」としても、古来から伝わっている。
ハリウッドの名作映画や、物凄く売れる名作文学小説等の中には「神話のアーキタイプ」が必ずと言っていい程、
潜んでいる!!
ハリウッド全部とは言わないが、ハリウッドに毎月送られてくる何百何千と云う脚本の中で”真に”採用され、多額の制作費を出して貰えるものは、この「神話のアーキタイプ」「ヒーローの旅」に引っかからないものは、落ちる様なシステム構造になっているとさえ言われている。
どんなにディティールがよく出来ていても「人々の心をわし掴みにする=神話のアーキタイプに基づいている」脚本で無いと、脚本審査の段階でさえ採用されないと云う訳である (B級映画の類はこの範疇には入ら無いと思われる、笑)。
僕は、子供の頃から「ディズニー作品」には、必ず、そういう「ある種のあざとさ」みたいな臭いを嗅ぎ取り、
あんまりディズニーと云うものが好きでは無かった。今でも、何か、抵抗がある。
最も、僕個人は「夢の国のディズニー・ランドへデートへ行きたいわ~!!」なんて女子には興味は無いですけれども(笑)
【あれから5年とこれから】
3.11の東日本大震災から丸5年が経ち、日本は、戦後かつて無い、災害・人災に見舞われ、
沢山の方が、被害に遭われ、未だに、根本的な解決にさえ至っていませんね。
2012年の年末の総選挙を僕は、未だに、忘れていません。安部内閣になってから、政治・経済・外交、そして、
震災への目処も何も、何1つとして、効果が上がっていないと実感しています。
まぁ、僕は、色々と、雑食的に色々な事を知っている結果な結果になっている様で、
「日本政府が国民を守ってくれる」なんて、一切、思っていません!!!!
上記で触れた様に「宣伝・広告・プロパガンダ」の手法を「国家」も巧みに使っているのも解りますし、
「大衆」を多様な「マインド・コントロール」の手法で、欺くのが「体制」と云うものの「常套手段」と云うのは、
もう、ウンザリする程、知っているし、歴史が物語っているからです。
3.11に関係している事柄で、実際に、
・「がんを完治させる治療法」も既に存在しています。
・「放射能を中和させるテクノロジー」等も既に、存在しています。
では、何故、それが一般に広がら無いのでしょう???
簡単に言えば「利権」「既得権益」があるからです。
それで「儲かる輩」が存在するからです。
特に「国家の中枢」にそういう者たちは、多数、居る事でしょうね(笑)。
「国家に期待しても、依存しても、何も、変わら無いでしょう(おそらく)!!」
僕は、日本の風土や民族性は、海外へ行く度に「平和的で好いものだなぁ」と染み染み感じる部分もありますが、
逆に云えば「皆、騙されているなぁ」とも強く感じます。
僕は「国家主義者」でも無いですし、右翼でも左翼でも、政治的には、
何処にも「帰属する」気も意識も毛頭無いですし「政治」に対しては、何も期待はしていません!!!
(僕は、そもそも「組織形態」と云うものが、嫌いですし、意味なく「徒党」を組むのも好みません)。
とあるアイドル・グループやパンドのファンの集団、とある政治団体の支援集団、とあるプロジェクトに係る惰性的な集団、とある地域・風土に根ざした惰性的な集団、等々、全部に言える事でもあります。
まぁ、それが「意味のあるうち」は好いんです。形骸化して惰性になったら、あかん訳です。全く、ベクトルが変わって来て、カタチだけの中身の無いモノに「変化」して行くのは、歴史が証明済みですね。
本題に話を、戻しますね(笑)
但し「国民」が政治意識や社会意識を低下させると「政治家」や「政治制度」は、必ず、つけあがります。
現代の「政治状況」は、そういう「風潮・感覚」が強くなっており、とても、かつての様に、
安心して暮らせる時代では無いな、とも強く感じます。
【意識の力でパラダイム変える】
そう云う訳で、僕は「国家政治」になんか、期待なんかしている意味が無いワケです。
僕が、今の仕事を始めたきっかけは、もう、そういう時代では無いと。
今までのやり方では、なんも、変わらんと、思ったからです。
それで、あれこれ「自己探求」みたいな事をやっている内に「意識」と云うものの研究みたいな事を始めた訳です。
「宇宙の仕組み」や「万物の法則」「ものごとの理(ことわり)」みたいな事を追求し続けている訳です。
然も、それをなるべく、科学的に怪しく無く伝えるのが、僕のやり方なわけです。
「ヒーリング」や「変容」と云うのは、その副産物、つまり「オマケ」みたいなもので、
それが「目的」では無いんです!!!
それだけは、メカニズムとして、クライアントさまの体験談や、自分自信への実験でも、
よ~く、解りました !!!
だからか「代替医療」みたいなところで、STOPして、それの専門家になるのも、嫌だと感じましたし、
自分の家の家系が「医師の家系」だからか、当たり前と云えば当たり前の反応で、もっと、違う分野と、
クロス・オーヴァーさせる様な「感覚」が、僕の中では大変強いんですね。
だから、僕には、もう「セミナー」なんかのイン・プットはもう、昔ほど、必要が無いし、
アウト・プットする側に、既に、まわっている訳です。
実は、2012年一杯で、これは色んな人々に言われていたのですが「アウト・プットする側に廻りなさいよ」と(笑)。
僕は、2010~2012の2年半位で、この手のジャンルの事は、集中的に学ばせて頂きました。
2013~2015年は、おさらいと、オリジナルなアウト・プットを開始させて頂いて、
そのアウト・プットの仕方の研究と提供に時間を費やしていました。
そこはね、所謂「スピリチュアルなんちゃら」と云うのとは、一線を画したいくらいです(笑)
「人間の意識」と云うものは凄いもので、それで、放射能の影響すら受け無い人々も、
居るくらいです。むしろ、「放射能を食べちゃうくらいの意識」が、これからは必要かもしれません。
「がん」や「病気」になったら、それと「楽しく共存しちゃうくらいの意識」がこれからは必要だと、
強く感じてもいます。
それは「意識の力」で、そういう「問題」を克服した人々や事例を沢山観て来ている故の事です。
でも、100%「意識の力」を発揮している人は、極々、僅かしか、未だ居ない。
それは、上にも挙げた様に「マインド・コントロール」に「無意識」にかかっていて
「気が着かない人が圧倒的に多いから」が理由の大半です。
「BTTUセッション™」では
そこのメカニズムを上手く使う、セッションですし、
「ユニヴーサル・カウンセリング」は、カウンセリングと云うより、
個人的なワーク・ショップと云った方が正解に近いんです!!!
よく、こういう世界の仲間に「何故、大勢の、セミナー形式にしないのか???」と訊かれるんですが、
それの答えは
「人其々によって、アプローチの仕方が違うからなんですね。
一方的に、同じ方法論で、万人に同じアプローチが合うとは、安易に思えないからです」。
だから「スピリチュアルなんちゃら」とは、本当に、一線を画したい!!!
これ、マジで、本音です!!!
『スピリチュアル』???『自己啓発』???『ピジネス系』???
『スピリチュアル・セミナー』『自己啓発・セミナー』???『ピジネス系・セミナー』???
『スピリチュアル産業』???『自己啓発産業』???『ピジネス系啓発産業』???
もう、本当、ウンザリですね。
あの手、この手を使って、大金を巻き上げるシステムも多いですし、
それに、皆、気が付かない「スピリチュアル・ジプシー」「セミナー・ジプシー」みたいな人達も、
ごまんと観てきていますしね。
被害者も沢山、出てきているし、最近、僕のクライアントさまの中にも、
そういうものの「被害」にあった方がチラホラ、本音を言いだして来ている。
そういう方々も、実は、マインド・コントロールにかかっているケースが非常に多いとは、
実際にお話してみて、強く感じますね。
まぁ、僕の場合
それでも、目に見え無い世界を扱うので、
「METAPHYSICS :メタフィジックス:形而上的な事」
「METAPHYSICAL :メタフィジカル:形而上的な」と表現する事にして
『スピリチュアル』と云う言葉とは「差別化」する事にしました!!!。
『スピリチュアル』と云う言葉は、なるべく使いたく無いのが正直な感想です。
《『スピリチュアル』な方は大抵はこういう道筋を辿る!!!》
●「何か悩みを抱えて弱っている人がいて悶々としている」→
●「何らかの方法でその問題を解決をする」(此処までは、なんら、問題は無いでしょう)→
●「集会などと称して数人〜十人前後の会みたいなもの等を開いて「私は神の使いです!」とか「私は天使の使いです!」
などと主催者が、自ら、突然言い出して、カリスマ性を強調しつつ(大抵は大した事が無い、笑)、もっと、やると効果が上がるからとか、ケシかけて、なんらかの方法で「共依存関係」の仕組みを作り上げる」→
●「これをしないと、悪い事が起きる」とか「もっとやれば貴方はもっと上手くなるから」とか
「組織の中で好いポジションに就けるから」とか「ネット・ワーク・ビジネスみたいに儲から!! 」などと云われ、
調子に乗せられる(此処で気付けば、大分、被害は少無いでしょう)」→
●「気がつくと、大切な友人・家族を失っていたり、自分のバランスを崩したり、ピラミッド構造の頂点に居る者が結局、
儲かる仕組みにだ!! と云う事に、やっと気付いて去っていく。」
●「世代の入れ替えが行われて、それの繰り返しを、再度、やる、笑」
こういう、『スピリチュアル』な、被害みたいなものも、ある種の「マインド・コントロール」にかかかっているから、
厄介だとも感じます。大抵は「感情」「感情領域」に訴えかける事が、一つの「パターン」だと云う事が多い故に、
「感情領域=低次アストラル領域」の弱い方が、トラップに嵌るケースが殆どです。
★ナチス・ドイツのヒットラーはプロパガンダについて「大衆の感情」に如何に訴えかけ、
コントロールするかと云う事を強調していました。
・「広告・宣伝の手法については、人々の「感情」に訴えかける事が最も重要である。」
・「大嘘でも、しつこく繰り返せば、人々は、最終的には、その嘘を真実だと思い込む筈である。」
僕は、そういう方をこれから、少しでも、救う「受け皿」みたいな存在に
なれれば好いかなっと、本気で思っています(微笑)!!!
最後まで、お読みになって頂きありがとうございます。
感謝!!
この人は、僕の言いたい事を代弁しています。
貴方の心を蝕むよ!!!
おまえらのやっていることは全ておみとおしだ!!!
コメントをお書きください
有見 (木曜日, 10 3月 2016 20:54)
十牛図は、以前から興味がありました。それと神話との関連を説明してもらえますか?ハリウッドでも使われていて、民族を越えて共通のものとは?
また、あのknown と unknown の図は、とてもよきできていると思いますが、オリジナルですか、それとも違うのですか?出典があったら、出典を教えていただけますか?
千葉一正 (金曜日, 11 3月 2016 21:46)
有見さん、コメントありがとうございます。
「十牛図」とは東洋的なの「悟りへのプロセスのサイクル」でもあります。
「牛を探しに行く〜再び牛を探しに行く」と云う繰り返しになっています。
8番目で牛と牛を探す人とは、一体化し「無や空の状態」になる訳です。
「神話」は「日本神話」でも「ギリシャ神話」でも、そこに「通底する本質」は、同じであり、文化的な表現の
違いこそあれど、本質は同じです。それを、ユング博士は【元型:アーキ・タイプ】と云う形で、学術的に「指摘」したところに、彼の天才的な偉業がある訳です。
「Known」と云うのは「顕在意識の領域」でもあり「unKnown」の領域は「潜在意識の領域」であるとも言えます。
「映画」の主人公は、最初は、「顕在意識の領域」でストーリーが展開しますが、
ある瞬間から、「潜在意識の領域」へと巻き込まれる訳です。
それ故に「観察者」は「被観察者たる主人公」に「感情移入」し、映画のストーリーに
「無意識に」引き込まれて行く訳です。
それをハリウッドの優秀な人間は、知っていると云う事です。
「出典」は古代より連綿と語り継がれるている「神話」です。日本神話にもギリシャ神話にも、他のどの神話にも、表現形態は違えど「骨格」となる「ストーリー・テリング」は、全く同じ「アーキタイプ」が潜んでいます。それこそが、ユングの指摘したした「人類共通の集合無意識たる元型」なのです。
これで、説明になったでしょうか?
ご質問、ありがとうございます。