エーット、前の日記の続きだったですね。
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TVやSNSやメディアの話だったが、直ぐに脱線するのが、私の弱点(笑)
「メディア」や「情報」についてのお話でしたね。
僕は、1993年に、美大の選択必修の授業で
「マーシャル・マクルーハン」と云う情報学者の人の「メディア論」と云う、
やたら、難解な本に出くわすハメとなりました。
(まぁ、これも、偶然ならぬ、必然だったのだろう!)
●ああ、SNSの話だったね、何か、SNSを作っている側の人達って、
ちょと、頭が悪いんじゃ無いかと、最近、思う事があるんだよ。
mixiって、昔は「招待性」だったし「18際以下は禁止」「日記とコミュニティーがベース」
だった筈。
2010年頃までは、まぁ、よく使っていたけれどね。
2008年辺りから、無意味な音楽アプリとか、不毛なゲームアプリとか、お誕生日アプリとか、
もう、本当にウルサい機能(笑)が、山程出て来た。
(日本車みたいに、余計なおせっかい物が、沢山って感じ、笑)
更に、2011年頃からtwitterの物真似みたいな「呟きシステム」が出で来てから、タイムラインが異常に速くなって、もうついて行け無い。2012年頃から、徐々に離れて来ていて、今では、極たまにやりとりする位で、殆ど放置状態。
でも、昔からの友達が居るし、Facebookに飽きて、たまには観に行くよ! すると面白い!!!
それは、mixiは、割と「本音」を云っている人が多いからだと思う。
Facebookが、皆、表面的なキレイ事ばっかりで、カッコイイ面しか出さないのが多いかな、とは感じるね。
mixiは「本音」が残っているのが好い!
(まぁ、僕の場合、精神世界の人がFacebookに殆どで、mixiは志向性の似た音楽友達が多いって云う理由もあるんだけれどね)
「2ちゃんねる」ほど「便所の落書きみたいなもの」でも無いしね(日本人は裏表の2面性が強いから、実はmixiは向いてるんだよ。僕は、面倒臭いから、殆ど別けてい無いけれどね、笑)。
でも、mixiはインターフェスは、確実に悪くなっていると感じるね。
後「アメーバ」みたいな「ファンシー」なデザイン・テイストに、何か、抵抗があるね。
(昔は、皆、同じデザインだったの。中身で勝負していたから、面白かった)
2009年頃から使っているtwitterも、もう、表では、殆ど、誰とも絡まないね。
発信しているだけ(笑)。
だって、忙し過ぎるじゃない? 「1日中呟いている人」が居るけれど、よっぽどの暇人なのかな。
更に、面倒臭くて、mixiやFacebookに繋げっ放し(笑)
あんな少ない語数では、情報量の多い僕には、不向きだ(笑)
Facebookが今は中心だけれど、Facebookもヴァージョン・アップする度に、
インターフェスが使いにくくなって来ている。
作り手と使い手が、一致しなくなって来ている(余計なお世話な証拠だ、笑)。
余計な機能が増えて、段々と、使い難くなる。
更に「GREE」「Lockerz」等、沢山のSNS的なものがで出来ているけれど、
全く、使っていないかな。
「Tumblr」は、たまに、写真の素材探し。「Google+」は、まぁ、自分のホーム・ページを繋げているだけ。
これだけ細分化すると、その内、SNSも低迷する時が来ると思うよ。
今の所は、Facebookがメインかな。
ただし、Facebookの弱点は、文字が小さ過ぎる事!!!
日本語では12Q(8.5pt)と云うのが標準!
アルファベットは、9級(6.4pt)でも、読める。
日本語で6Q(4.3pt)以下って、ルビや注釈用だからね(笑)
それは、日本語には漢字が入っているからなの。
Facebook JAPANが2011年に出て来た時に、非常にアウトなのが、文字の大きさなんだよ!
僕みたいに、もう50歳近くになって来ると、実際、目が疲れるんだよ。
(ここ2年くらいで、老眼も入って来てるから、10Q以下の文字は眼鏡を外さないと、読めない、笑)
すると、これだけ、高齢社会になっているのに、全く、不利なわけだ!
SNSは、発信もするけれど、結局、僕の中では「世の中の流れを観ている」
部分が半分なの。
その中で、採用するもの、しないものに「最終的に情報を選別する」。
既に、僕は「Skype」や「LINE」は、無料電話として、パーソナル・メディアとして、
SNSとは完全に別けて使っている。
メールだけでも好いんだけれど、文字情報メインだし、スパム・メールが多いから、
使いにくい部分も多分にあるんだよ。
せっかく、スマートフォン使ってるんだから、親しい友人との長電話に、
バカ高い日本の携帯通話代は使いたく無いしね。
企業広告や、関係の薄い人達、関係の無い人達は、絶対、入って来れない様に、設定している。
あのファンシーな(!?)スタンプも、デフォルトの無料のしか使わない
(ファンシーなものや子供だましみたいなものは、僕は、子供の頃から、苦手だからね~笑)。
既存ブログも、何が嫌かって云うと、スマートフォンやデジカメで撮った写真のサイズをイチイチ、
縮小しないとならんプロセスが非常に面倒くさい!
「アメブロ」なんかは、広告がやたらウルサいのと、ファンシーなテンプレートが嫌で、
何か、一応、アカウント持ってはいるものの、殆ど使っていない(インターフェイス悪過ぎだし)。
「Hatena:はてな」もアカウントを持っているが、インターフェイスが悪過ぎで、完全放置状態!
仕方無く、既存ブログで、使い易いのが「FC2ブログ」だった訳。
「FC2ブログ」を使っているが、やはり写真縮小問題がネック!!!
僕は、Adobe Photoshop(画像処理のプロ用ソフト)で縮小しているけれども、それでも面倒臭い!
(デザイナー時代の作業の中で、一番つまらないのが、画像解像度の変換作業と、切り抜き作業だった。)
でも、「FC2ブログ」は、広告が殆ど無くて、スマートフォン形式でも、見やすいのは悪く無い。
(大体、こんなに沢山のブロガーが居るのに、何処も、サバーが小さ過ぎやしないか?)
インフラの整備が「後手にまわっている」典型例ですね。
【構成力との関係】
日本人は、町並み・街並みを観れば歴然だけれど「構成力」が非常に弱いと、僕は感じるね!
ヨーロッバなんかに行った時に感じたけれど、街並が、ちゃんと「構成」されとるのよ!
だから「絵になる」。
東京も大阪も名古屋も博多も宮城も、日本の都市は「構成力」の観点から云えば、酷いね!
「構成力」が殆ど感じられない(まぁ、それも味って云われれば、味だけれど)。
京都や鎌倉なんかの古都は、ちゃんと「構成力」を持って構築したから、
今でも「俗化」したと云えども、或る程度「絵になる」。
だから、元々、日本人に「構成力」が無いとは思わない。
東京なんか、関東大震災、東京大空襲と更地になって都市計画のチャンスが2回もあったのに、
復興の勢いと、戦後のドサクサや、東京オリムピックで、都市の計画を急いでやったものだから、
その時点で、「構成力」としては既にアウト!
更に、高度経済成長の歪みで「公害問題」等、暗い70年代を経て、80年代後期のバブル期で、
妙ちきりんな、都市へと変貌。
だめ押しが、石原慎太郎が都知事になってから、2005年くらいの頃、東京都の建築制限を緩和した辺りから、
営利目的の先見性の全く利かない不動産屋が「にわか不動産バブル」に飛びつき、
メガ・マンション等の高層建築だらけになって、東京は酷い街になっちゃった。
メガ・マンションには「ヒルズ族」等が住み、その下には、中国人やアジアからの出稼ぎ労働者が働いている、
牛丼屋やファスト・フードでひしめいていて「カオス」「エントロピー」だらけ。
まるで、映画「ブレード・ランナー」みたいな風景になっちゃった(SF作家の予知能力とは凄いね!)。
僕が、東京オリムピック招致に反対な理由は、故郷が醜い風景になって行くのが嫌だったからと云う理由がある!
誰だって、自分の故郷が「醜く」なったら嫌でしょ??
又、話が横道にそれた(笑)から戻します。
要は「ネットの画面レイアウト」にしても「都市計画」にしても「構成力」が弱いって事かな!!!
僕は、美術予備校、美術大学、デザインの仕事で、嫌と云う程「構成力」を
鍛えられたから、「構成力」に対しては、気になってしょうが無い(笑)。
日本の近代教育では「構成力」は殆ど鍛えないから、社会へ入ってから、やっとこさ、
「構成力」を身につける人も中には居るけれど、殆どの人は「構成力」を養われないままだと
感じるね。
欧米では、高校生の頃に、既にや「ディベート:Debating」「プレゼンテーション」「構成」
の授業がある。日本では「作文コンテスト」くらいしか無い(笑)
だから、国会議員も「ディベート」「プレゼンテーション」が下手だし退屈!!
日本の国会中継を観ていると、寝ている奴は居るし、「単なる税金の無駄使い」にしか観えない!
政治家達も「勉強会」みたいなものとかやっている様子だが「基礎の構成力」が
殆ど感じられない。
だから、G20みたいな国際会議で、ちゃんと、相手にされないんだよ。
イングランドで「イギリスの国会中継」をTVで観たけれど、
本気で「議論」しているものね(だから、迫力あるよ!)。
日本では、企画書類いは「情報構成」がイマイチだし、プレゼンテーションも下手な人が多い。
大企業の会議は、単なる「退屈な報告会」と云う事も多い(笑)。
例えは悪いけれど、「楽天」「YAHOO Japan」と「Google」「Amazon」の違いだみたいなもの。
日本の家電メーカーの「妙なのPC」と「Apple」製品の違いの様なものだかな。
車で云えば「余計なモノが沢山付いてる仏壇車(!?)のトヨタの車」と「質実剛健で無駄の無いドイツ車」
の違いみたいなものかな。
もう「楽天」はトップ・ページさえ観たく無いものね!
「情報構成」と云う概念が殆ど「感じられない」から(笑)何が何だか、解らない!
(友人のブログに書き込む為に入会したら、鬼の様にスパム・メールが
送られて来る) もう、本当に退会したいくらい(笑)
だから、世界的には「Google」「YouTube」のあのシンプルさには勝てない!
売買は「Amazon」で十分。「YAHOOオークション」も以前は、よく使っていたけれど
「アフィリエイト業者の参入」と「インターフェスの悪さ」で、段々、使わなくなって来たのも確かではあるね。
でも、アメリカのものでも、イマイチなものはある。
僕が「Windows」を使わないのは「Appleに慣れている」のと「Windowsのインターフェス」が、
「煩雑」だから。
やはり、使いにくい(IBMのThink Padを買ってWindows XPに挑戦したけれど、煩雑で挫折しました、笑)。
後、やっぱり、色んな意味でダサい(笑)
これから「パナソニック」「ソニー」「シャープ」等の家電メーカーは恐らく、よりダメになると思うね。
だって、「SAMSUNG」や「LG」の方が安くて性能が同じだもの。
「耐久消費財」は、国内と国外のメーカー間の差異は無くなっちゃったからね。
近所の電気屋さんが云ってたけれど「地デジ化後に薄型TVブームが終わったら、
LED電球くらいしか売れない」とぼやいていたよ。
SNSも同じ道を辿る様な気がする。
「Back to The Basic: 基本に戻る」事をやらないと、あかんと思うよ。
メディア学者の「マーシャル・マクルーハン」の言説は今でも有効な様な気がしていると感じるかな。
「メディアの内容(コンテンツ)ではなく、むしろそのメディアの自身の形態・形式・性質にこそ、
そのメッセージは規定され、人々に多くをつたえているのだ」だと。
コンピュータやSNSのメディアの在り方、自体が、その内容・中身(コンテンツ)を規定していると云うのは、
大衆が「情報洪水」と云う名の大海原で、溺れてるのが、その真実を物語っていると!!!
これからは、特別にインターネットの時代じゃ無い!
もう既に、インター・ネットやIT(インフォーメーション・テクノロジー)は当たり前だからね。
量子コンピュータや、量子ネット(つまり、テレパシー、笑)、
「トランスポーテーション:輸送」じゃ無くて「テレポーテーション:虚時空間移動」の時代が来ると思うよ!
そんな中で、夜中のTVを観ている僕です。
TVと云うメディアは、視聴者の「参与性」が弱く、何となく観ていても「情報が入って来る」類いの
マーシャル・マクルーハン的に云うと「COOLなメディア」の代表格だからね。
故、ハワード・ヒューズみたいに、世界中のTV番組を観れる時代になった訳だしね。
(まぁ、YouTubeで、何でも観れる時代だけれどね)
マーシャル・マクルーハンの珍しいTV出演の日本語サブタイトル付き映像。
「グローバル・ヴィレッジ」「グーテンベルクの銀河系」「メディアとは人間の諸器官の拡張である」
「ホット&クールなメディア」等、
独特の言葉や概念を作った天才。
「メディアの本質」と「原始社会との関係性」について喋っている。
31年前のハリソン・フォード主演のSF映画「ブレード・ランナー」の予告編。
現代の社会の都市の様相は、これに近づいている気がする。
メガ・ビルディングと、その下にはスラム街がひしめいている。
1971年の名曲(作詞:松本 隆、作曲:細野晴臣、演奏: はっぴいえんど、歌: 細野晴臣)。
当時の東京の移り変わって行く「風景」をテーマに、宮沢賢治的な世界をも含めた名曲。
日本語のロックの「先駆的」な存在。彼らが居なければ、サザンオールスターズや
吉田拓郎の字余り的なメロディーの「音譜割り」もあれだけ売れなかっただろう。
僕は、東京生まれの東京育ちだから、2020年の「東京オリムピックの招致」は、素直に喜べなかったな。
そういう「心境」をこの歌は、よく、表現してくれている。
東京人のメンタリティーじゃ無ければ、出で来ない「曲」だよね。
今回は、ちょと「毒舌」だったかな(笑)
これは、更に、第3弾で、次回に続きます(笑)
(最後迄、お読みになって下さり、ありがとうございます)
感謝!
コメントをお書きください
梅原眞理子 (水曜日, 18 9月 2013 23:46)
頑張って、読んだよ。
消化できない内容もあったけど、ブログは、読ませる力があるね!
千葉一正 (月曜日, 25 11月 2013 02:07)
●梅原眞理子さん
読んで頂いてありがとう御座います。
ちょっと、長くなるのが、僕の癖です(苦笑)