私は、22歳(1988年)の頃に、所謂、今で云うところの「パニック障害:かつては不安神経症と云われていた」と云うものになり、ありとあらゆる症状(目眩、心臓の動悸、息切れ、震え、じっとしていられない焦燥感、不眠、食欲が無い、等 )が全身に出まして、1ケ月色んな病院を渡り歩いたけれども「検査しても、何処も悪く無いです」と云われるんですが、明らかに具合が悪くて「死ぬんじゃないかぁ!!」と思うくらい、苦しい1ケ月を、何とか、やり過ごしていました。
もう、寝れないし、食べれないしで、1ケ月で10Kg体重が減りました。
それで、最終的に、精神神経科と云う(当時は凄くマイナーな所だったんです)所に廻されたら「ノイローゼ:神経症です」と云われ、薬を貰って、少ししたら緩解しました。
それ以来、結構、断続的に、仕事なんかのストレスなどで、心身を壊して、医者に行きましたが、何か、薬とか出されるだけなんで、かなり、疑問がありました。
まぁ、現代医学と云うのは、対処療法なので、痛ければ「鎮痛薬」を、下痢ならば「下痢止め」を、眠れなければ「睡眠導入剤」を、ガン細胞ができたら「切って切除する」「抗がん剤を投与する」「化学療法・放射線療法」をする。と、まぁ、考え方は、「悪い所の症状だけを取り除く」「悪い所を、取ってしまう」と云う考え方なんですね。私は医師の家系なので、そういう事は、小さい頃から知っていましたし、勿論、それも大切な一つの治療法ではありますが、薬だと、副作用が必ずある。手術だと、身体へのダメージが大きく、術後の経過や合併症の危険が付きまとう。等、色々と、問題もあります。
それで、症状にフォーカスしたもので無く、こう、もうちょっと、身体全体を包括的(ホリスティック)に捉えたものは無いのかと、調べてみると、色んな代替療法(Alternative Medicine)がありました。しかし、結構、お値段も高いし、何から手を付けてよいのやら、踏みとどまっていて、何となく、「駅前のもみもみ屋(苦笑)」止まりでした。
それとは、別に、私の父は、医師のくせに、昔から、「波動水」とか、ピラミッド・パワーとか、中村天風さんの「天風会」とか、座禅とか、「黒田光線」とか、40年以上前から、オカルティックな(!?)代替療法に関心が強い人でもありました。それで、父方の爺さんや婆さんから、大目玉をくらったりして、苦労した様です(苦笑)。
そもそも、母方の祖父が、大手建設会社の東京支店長になって間もなく、転倒して、頸椎を痛めて手術をし、そのリハビリに、伊豆の温泉病院で、と或る方から、日本へ本格的に「ヨーガ」を初めて導入された、中村天風さんと云うインドで修行した「哲人」の方の「天風会」と云うのに誘われて、行き出したら、治癒してしまったんですね。
それで、父親も中年期に、心身を崩し、祖父の勧めで「天風会」に行って、好く成った。その時、私は、よく連れられて行った記憶があります。多分2歳位だったと思うのですが、中村天風さんに、直接、頭を撫でて貰ったんです(笑)。
私が高校生の時に、通っていた高校が合わずに、悶々としていたのを見かねてか、その祖父が「天風会の夏の修練会に、一緒に行かないか?」と云われ、まぁ、渋々、行ったんです(笑)。夏休みに、祖父の家に一週間泊まり込んで、護国寺まで「修練会」に毎日、通いました。その時に、初めて「瞑想」と云うものを体感しました。その頃、祖父は80代だったと思うんですが、闊達としていたのは、今思えば、凄いですね。
★天風会(公式サイト)
そんな家だったものですから、父親の本棚にあった「スウェーデンボルグの霊界日記-死語の世界の詳細報告書」みたいな本は、25年前から、読んでいて、今、振り返れば、それが、最初のスピリチュアル本だったのかもと記憶しています。
★日本スウェーデンボルグ協会
http://swedenborgjsa.web.infoseek.co.jp/
私はと云えば、デザイナーになって、連日徹夜と云うハード・ワークを続けていたせいから、心身をかなり崩しまして、勿論、医師の所にも行きましたが、段々、カウンセリングとかを受けたり、色んな整体にも行きましたし、気功法もやって貰ったりして、何とか、持ちこたえていました。
1998頃に、アロマテラピーにも出会い、その後、自身でも、勉強したりしました。心理学とかをかじり始めたら、精神科医・心理学者のC.G.ユングの本に出会いまして、「集合無意識」「元型」「シンクロニシティー=意味のある偶然の一致」と云う概念を知り、段々とニュー・エイジや、スピリチュアリティーな方面に興味が向かいましたね。
★カール・グスタフ・ユング(Carl Gusav Jung, 1875-1961)
http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/knowledge/biblio/c-g-jung.html
2008年に、貪る様に、多様な「スピリチュアル本」を読んでいる中で、ブライアン・L・ワイス博士の「前世療法」と云う本を、当時、住んでいた喜多見のBOOK OFFで、100円で買いまして(挟んであったメモと、立地から、察するに、多分、著名な画家のY尾さんの売ったものだと思います)、読んでいたら、大変面白くて、ヒプノセラピーに興味を持ちました。
★Dr. Brian Weiss, M.D.(ブライアン・L・ワイス博士の公式サイト)
その後、思い出して、ブライアン・L・ワイス博士に習った方にヒプノセラピーをやってもらった時に、メニューに「リコネクション」とあり「何だろう?」と思いましたが、その時は、あまり追求はしませんでした。
2010の1月に、「寒川神社」を訪れた際に「祈祷」を産まれて初めて、やって貰ってから、色々と変化がありまして、何を思ったのか、本を読むだけで無く、「何か、やってみよう! 」と思って、2月にドリーン・バーチュー博士の「エンジェル・オラクル・カード」と、DVDを買って、自分でリーディングしていたら、「凄い当たるなぁ!」と思っていて、「リーディング日記」を半年程、付け始めまして、所謂「形而上的な事」を体感した訳です。
はた又、或る日、と或る占い師に観てもらったら「結構、霊感ありますね!!」「千葉さんは、これから、もの凄い勢いで、その世界の事を勉強されていきますよ!!」と云われ、「ええっ、本当かいな!?」とも思ってました(その時は、霊感があるのか否かは、自分では、よく解りませんでしたし、こういう世界には、未だ、全然、疎かったんですね)。
★寒川神社
http://samukawajinjya.jp/index.html
★ドリーン・バーチュー博士の公式サイト
3月になって、アマゾンで、色んな本を買った中に「リコネクション」の本とDVDもあり、何となく置いておいたら、何回も本棚から落ちて来たので「読め!」って事か!?(笑)と思って、半分迄読んだら、眠くなって来て、DVDも観ていたら、途中で、うたた寝してしまい、あんまり、ちゃんと情報としてよく解らなかった。その時に、ネットを観ていたら、イブニング・セミナーのお知らせがあって、セミナー迄、3日位しか無かったんですが、何やら、直感的に、イブニング・セミナーを申し込んで、行きました。
エリック・パール博士本人も居て、何か、手が挙がらない人が、ヒーリングで直ぐに、治癒して、手が挙がる様になって、「何か、凄〜い、面白いかも!!!」と思って、係の人に「セミナーの空きありますかねぇ?」とその場で訊いたら、「ございますよ」と云われ、申し込みまして、翌日と翌々日には、レベル1&2のセミナーを受けていました。
その夜に、オーストラリア人女性のサイキック(なのかな!?)のTA(ティーチ・アシスタントの略で、専門の教師の事です)の方に、初めて、「リコネクティブ・ヒーリング®」と云うものをやって貰いましたら、その方は日本語も堪能だったのですが、何か、ウッカリ、英語でやり取りし出したんです(笑)。
今思えば、日本語で無くて、逆に、先入観の無い「ニュートラルな状態」で受けれたので好かったかと思います。
セッションが始まると、身体が勝手に激しく動くんで「なんじゃ、これは!?」とビックリしました。でも、酷い首や肩の凝りやら、身体の調子は好くなったし、おまけに、その晩、ホテル(と云うより、共同風呂に共同便所と云う安宿でした)に泊まっていて、寝て、明け方に、夢うつつの中、「天使の音楽」(と本人は認識している!?)が聴こえてきまして「う~ん、何か、凄い事になってるなぁ~」と思って、2日目のセミナーでも、やっぱり身体が勝手に、激しく動いてしまって、やってくれた相方の生徒さんもビックリしてました。
何か、「狐につままれた様な」気分で、帰宅しましたが、家族に話しても、理解されない(まぁ、当たり前ですが、笑)感じで、周りに、シェア出来る人も居らず、悶々としていました。
★「リコネクティブ・ヒーリング」レベル1&2セミナー(2010年春)
http://www.naturalspirit.co.jp/workshop/reconnect/reconnection1003.html
その約1月後に、日本人のTAの方より、一生に一度のセッションである「リコネクション®」のセッションを受けましたが、室内は暗いハズなのに、頭の方から光が差して来るし、身体は動くし、音楽は聴こえるし、と、てんこ盛りの体験でした。セッション直後の日から、以前、教えていた教え子に偶然出あったり、シンクロニシティーは増えるし、瞼の不随意運動(レジスターと云います)は激しいし、自己ヒーリングをしていると、身体は、やっぱり激しく動くし、「何か、宇宙と繋がったのか、身体が改造中なのかな!?」と驚きでした。
「リコネクション®」を受けると、人生が、自分らしい方向へ変化し、加速すると云われましたが、確かに、以前の自分とは、確実に違う自分になっていると、今は、それを、しみじみ、実感していますね。
「リコネクション」は、身体にも精神にも感情にも、霊性にも、人生にも、その人に最も、相応しいヒーリングが起きると、よく云われますが、確かに、それはあると、私自身、実感しています。
後、何か、怪しげな儀式的な道具も、マントラを唱える必要も、何にもいらないので、凄くシンプルなところが気に入っていますね。
今でも、自己ヒーリングしていると、DNAの螺旋の様に、身体が、スパイラル状に、高速回転(!?)するので、よくは解りませんが、やっぱり、何か、「進化」しているのか、凄いパワフルな感じです。
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